• No : 1190
  • 公開日時 : 2018/08/23 17:58
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天然皮革(レザー)製品のお手入れ方法

回答

【レザーの種類】
天然皮革(レザー)はスムース革と起毛革の2種類に分かれます。
 
スムース革:革本来の表面の風合いを生かし、革をなめして染色したもの
        表面に光沢があり、銀面ともよばれる
 
起毛革:スエード、ヌバック、バックスキン等、革の表側、もしくは裏側を
     起毛仕上げにしたもの
 
お手入れや保管に注意が必要なデリケートな素材ですが、正しくお手入れすることで長くご愛用頂けます。
 
【お手入れについて】
スムース革の場合は、着用後のホコリをおとし、乾いた柔らかい布で拭きます。
スエードの場合は、硬めのナイロンブラシをかけることにより、ある程度汚れを落とせます。
液状またはクリーム状のレザークリーナー等を使用する際は、革の種類にあったものを選び、目立たない部分で試してから使用しましょう。特に目立つ汚れの場合は、信用のおけるクリーニング店にご相談ください。
 
【雨や雪に濡れたら】
水は縮みやシミ、色落ちの原因となるため、雨や雪の日の着用は避けることをおすすめします。
万が一雨や雪に濡れた時は、タオルで押さえるようにして水分を吸い取り、ハンガーにかけて風通しのよいところで自然に乾かします。
レザーは熱に弱いため、アイロンはかけられません。火、スチーム等、火気は絶対にご使用にならないでください。
 
【クリーニング】
信用のおけるクリーニング店に依頼し、上下セットアップ品の場合は、必ず一緒にクリーニングに出しましょう。
クリーニングは最小限にとどめ、こまめにお手入れをすることが自然の風合いを保つ秘訣です。
なお、レザーのクリーニングは、次のような変化が起こる可能性があります。
・多少の縮み
・色目濃淡の変化
・光沢感等、風合いの変化
・多少の硬化
・加工により、目立たなかった革自体の傷跡が目立つ
 
【保管中の注意】
・保管の前には汚れを落とし、陰干し後、湿気・高温・光を避け、防虫剤ならびに防湿剤をいれて保管しましょう。
・レザーは湿度によって形が変わりやすいので、保管に際しては高温、高湿を避けるようにします。
・型崩れを防ぐために、ハンガーは肩幅のあった厚みのあるものを使用し、箱で保管する際は、薄紙をいれて型崩れを防ぎ、ほかの衣類との接触を避けましょう。
・カバーは不織布等の通気性のあるもので、光を通さない黒や茶をおすすめします。
・レザーに含まれる加脂剤がカビにとっての絶好の栄養源となるため、通気性のよい場所で保管するようにしましょう。入梅時や湿気の多い季節には時々晴れた日に陰干しし、風にさらして湿気を逃す虫干しを行うとより効果的です。